絵ができるまで【小作品編】[005]


①ネタ収集
絵の案は展覧会などで作品を見ながら思いつくことが多いです。
- 自分だったらどのような絵にしたか
- この絵のタッチで描いてみたい
- この彫刻の顔の形が綺麗だから参考にしよう
- 色味が綺麗だから参考にしよう
といった感じで、人の作品からヒントをもらって構図のイメージが思いつくことが多いです。
大型の作品を描く時はどんなテーマで絵を描くか(物語性のある絵にすることが多い)を考えてから描くことが多いですが、小作品の場合はストーリーやテーマより「こんな絵を描いてみたい」を優先することが多いです。
②下絵
絵の案を出すときはアイビスペイントで描くことが多いです。油絵のグリザイユ画法のような感じで一度白黒で描き、明暗を意識して絵を考えていきます
絵の案を出すときはアイビスペイントで描くことが多いです。描き込みや修正が簡単で、アナログで描くより大幅な時短になる気がします。

今回描きたい絵はこんなイメージです。
サイズはF6号。画材は透明水彩です。
- 人物
- 花
- 幾何学
の3つをいい感じに乗算・加算させてステンドグラスみたいな絵にしたいです。
過去に同じく3つの絵を重ねて描き、ステンドグラスを意識した絵を描いたのですが、その時は人物のデッサンが甘かったのが心残りだったため、人物を特に丁寧に描くよう意識しました。

花は以前描いたひまわりの線画を反転して位置を修正して使用しました。再利用再利用。
色計画

下絵はこんな感じ。直線も円弧もアイビスペイントなら簡単。
ここまでの工程をデジタルで行い、一旦印刷してアナログでの作業に移行します。

画用紙にカーボン紙に移します。
本番は鉛筆カーボンで写しますが、色計画は別に線が残っても良いかなと思っているので手軽に準備できるカーボン紙を用いています。

絵を写した段階で絵の先生から花の位置に関してアドバイスをいただきました。
- 顔面に花がかからない方が良い。かつ左上の形を意識して花の位置を調整すると良い
- 髪の形やうなじの形が分かるように右のひまわりの位置を上に上げる
画用紙のこのページは先生から教えてもらったことのメモ用に保存しておきます。

次のページにざっくり修正した構図を描きました。なるほどたしかにメインが人の方になった感じがします。

白黒で描いたイメージ案を確認しながら水彩で塗っていきます。
「こんな色にしたいなぁ」とイメージがある場合は参考資料片手に塗っていきます。

今回は途中から色に悩んでしまいうまいこと手が動かなかったので、最初の白黒の下絵にデジタルで色をつけてみました。
描いていて首の長さが気になったのでここで修正します。
随時更新します




