つぐうみ
つぐうみ
画家を目指して勉強中
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2023年1月からブログを開設。

普段は福祉現場でこども達にアートを教えています。
他にも副業でアートに関する様々な仕事をしつつ、作品の制作・研究・発表をしています。

好きな制作は
水彩画/アクリル画/油絵/ガラス工芸/木工/etc...

制作に関心がある方の「気になる」「やってみたい」「もっと知りたい」の手助けになるような情報の発信を目指します!
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つぐうみの日記

社会人になっても絵が描きたい【つぐうみの日記】No.002

つぐうみ

制作時間を確保するのって大変…

今日の日記のテーマは「社会人になっても絵を描いていくには」です。

私には好きな制作を仕事にして生きていきたいという目標があります。(1つ前の日記でも少し「画家になりたい」という話が出てきましたが、描いた作品の利益で生きていきたいわけではないので、厳密には画家になりたいというよりもこっちの言い方の方がイメージが近いです。)

もっと絵を極めて、自己表現できるくらいになりたいのが1番の目標ですが、絵以外の制作も大好きなので、それに関することをずっとやっていける社会人になりたいなーと学生の頃から思いえがいていました。

今は社会人になって、こどもに絵を教えたり、一緒に工作をしたり…といった美術の先生みたいな仕事をしつつ、副業としてガラス工芸をしたり、絵の先生に弟子入りして作品を発表したり…と、かなり自分の希望を叶えた社会人生活をしています。

しかし今、そんな私の中で課題となっているのが絵画制作の時間確保です。

つぐうみ
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社会人はとにかく忙しい…!

小さい頃から描くこと・作ることが好きで、学生の間はずっとそれらの好きな制作活動をやってきました。

しかし社会人になってみると、仕事や日々の生活が忙しくなり、熱意を持って制作を継続することが難しくなってきたと日々感じています。

好きなことといえども、私にとって絵を描く行為は「好きなことだし寝る間も惜しんで楽しんで取り組めちゃう!」とはならないタイプの『好きなこと』だったようなのです。

厳密には、始めてしまえば寝る間も惜しんで楽しんで取り組んでいるような気がしますが、とにかく取り掛かるまでの腰が重いのです。

仕事のある日は仕事でエネルギーを使い切って帰宅するので、家に帰るとやる気スイッチがOFFになってしまいます。そのため、自宅での制作活動は一向に進みません。

絵の制作に打ち込むと決めたは良いものの、私はあまり自分を律する能力が高くないので、すぐに「今日は忙しいし…」「やりたい気持ちはあるけど今は絵の気分じゃない」とだらけてしまいます。

ならば仕事がない休日に制作をしよう!と思ったのですが、冒頭にお話しした私のモットー「好きな制作を仕事にして生きていきたい」を実現するため、休日は基本的にその目標に繋がる仕事を副業として詰め込んでいました。

つぐうみ
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「折角のチャンス!」とあれこれ飛びついてたら副業まみれの休日になってました…笑

休日は時間が許すだけだらけてしまうので、時間を無駄にしないようにガンガン副業を詰め込みがちです。すると結果として、自由に制作に使えたはずの時間はどんどん少なくなってしまっています。

自分はこんな理由で制作ができない

  1. 家だとついだらけてしまう
  2. 本業も副業も忙しくて休みがない…!
  3. 取り掛かるのにも腰が重くて熱意を持続できない
  4. 大きい作品を描くためのスペースがない

絵を描き続けるための環境作り

頑張れる仕事と、頑張れない趣味の違い

始めに自分の頑張れるタイミングを自己分析しました。

家や自分の部屋など「ここでは休息する!」と決めたエリアに入った途端、やる気スイッチがOFFになる気がします。

学校や職場、習い事の場にいるだけで「ここでは頑張る!」のスイッチがONになるので、家を出る前は「ダルい…」と思っていた仕事も場所を変えると頑張れます。

一方で絵を描くなど趣味として行っていることは、普段くつろぐために使用している部屋で行おうとすることが多いので、なかなか重い腰が上がりません。

制作に身が入らない原因を改善するヒントはこのあたりにありそうです。

つまり絵を描くための環境を整えれば、こんな感じで問題は解決していけます。

家だとついだらけてしまう

➡自分がだらけない場所に移動して描くことでやる気スイッチをONにする

本業も副業も忙しくて休みがない…!

➡絵を描くことに対する考え方を「暇な時にやること」から「決まっている予定」に変えることで、それに合わせて予定を組める。(それでも物理的に時間がなければ、睡眠を削るのではなく仕事を削る方向で調整したい)

取り掛かるのにも腰が重くて熱意を持続できない

➡エネルギーがOFFの状態でやろうとするから、やる気スイッチONまでにエネルギーを使ってしまい、熱意が持続できない。絵を描くことを「決まっている予定」に変えることで、行動までに必要なエネルギーを減らすことができる。

大きい作品を描くためのスペースがない

➡環境を変える際に、制作に適した場所を選ぶ

習い事でやる気スイッチをONにする

やる気スイッチがONになる環境を求めて色々と試してみましたが、個人的にはただ場所を変えるだけよりも、習い事など他の人との関わりがある環境の方が継続した制作に効果的でした。

習い事のススメ

  • 集中できる環境に身が置ける
  • その道を専門にしている講師がいるので、困った時に聞きやすい
  • 同じような目標を持った人が集まる
  • お金を払って習う分「支払った分の元をとるために頑張ろう」という心理が働く

ということで、絵画教室に通い始めました。

カルチャースクールや画塾のような、企業や地域が行っている習い事もありますが、私の通う教室は大学受験からお世話になっている絵の先生が個人で経営している画塾です。

私が始めた習い事
  • 画家が自分のアトリエで経営している画塾
  • 週1で10:00〜12:00に公募展向けに描いている絵を指導してもらう
  • 生徒は先生から許可をとれば他の生徒がいない時間は自由にアトリエに来て絵を描いても良い
  • 生徒はアトリエに作品1枚をおけるスペースと私物を入れられる画材棚をもらえる
  • 月謝12,000円(大型制作をする生徒用の値段)

普段の教室には老後の娯楽に絵を描くご年配の方が多いですが、画家を目指す人や公募展で何度も賞を取った方もいらっしゃいました。

勤務前に来ると人もいないので、朝は1人で集中して描くことができます。

つぐうみ
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結果は大正解。家でやろうとするよりも圧倒的に制作時間が増えました。

「月謝を払って通う分、お金に見合う成果を得たい」「先生や他の生徒に怠けている自分を見せたくない」という心理が働き、毎週決まった曜日の朝、早起きして通勤前にアトリエに通うようになりました。

週に1回の指導に向けて、朝早くアトリエで描き進める形で落ち着きました。

朝に来て描いているのは1日1時間×週2回とかですが、それでも手を動かしている分、目に見えて制作の進みが違います。

1時間ならそこまで疲れないので、制作後に仕事があっても今のところ特に支障はありません。

こうして定期的に集中して制作の進められる制作環境をゲットしました。

憧れの自分だけのアトリエづくり

習い事という形で自分の生活に合わせた制作の環境をゲットしました。

しかし自分だけの場所でない分、好きなだけスペースを使えるわけではないし、1人の方が集中できたりと、人のいる環境が良い方向にしか作用しないわけではありません。

つぐうみ
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やっぱり将来的には自分だけのアトリエが欲しい…!

ということで将来的に自分だけのアトリエにしようと空き家のリノベーションをしています。興味がありましたら是非こちらの記事も見てください。

合わせて読みたい
使われていない建物をアトリエに改装しよう!①計画編【実験】
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水彩画/アクリル画/油絵/ガラス工芸/木工/etc...

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