つぐうみ
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画家を目指して勉強中
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2023年1月からブログを開設。

普段は福祉現場でこども達にアートを教えています。
他にも副業でアートに関する様々な仕事をしつつ、作品の制作・研究・発表をしています。

好きな制作は
水彩画/アクリル画/油絵/ガラス工芸/木工/etc...

制作に関心がある方の「気になる」「やってみたい」「もっと知りたい」の手助けになるような情報の発信を目指します!
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万年筆初心者必見!はじめての万年筆を3ステップで選ぼう!

つぐうみ

万年筆を初めて購入する際に、「気になるけどどれがいいか分からない…」と感じてしまった経験はありませんか?

私は今まで「万年筆って気になるけどハードル高いなぁ…」と思って手が出せていなかったのですが、先日テレビで放送していた万年筆特集で興味を持ち、万年筆デビューをしました。

文房具にしてはちょっとお高めで敷居が高く感じてしまう万年筆…。ですが実際に使ってみると、ただ文字を書くだけの実用品ではない、たくさんの魅力が詰まっています。

今回は「初めての万年筆選びは失敗したくない!」という方に向けて、これさえ抑えておけば万年筆選びがスムーズに進みやすくなるはじめての万年筆を楽しく選ぶためにチェックすべき3つのステップをまとめました。

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私が実際に万年筆を初めて買ったときの体験を元にしています。記事の最後には初心者にオススメの万年筆も紹介しているので、自分にあった素敵な万年筆探しの参考にしてください!

万年筆の魅力をまとめた記事はこちら!「もっと万年筆について知ってから購入を検討したい」という方はこちらも是非ご一読ください。

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万年筆のインクはカートリッジで売っているものとボトルに入って売っているものの2つがあります。

ボトルインクはコンバーターという吸入器を使うことで、カートリッジのように万年筆にセットして使えるようになります。

インクのタイプごとの特徴

           カートリッジ   ボトルインク  
インクの種類少ない多い
補充のしやすさかんたんすこしたいへん

万年筆によってカートリッジのインクが使えるカートリッジ式、万年筆に吸入器が内蔵されている吸入式、カートリッジとコンバーターの両方が使える両用式の3種類があります。

カートリッジ式

市販で売られているインクカートリッジを万年筆に取り付けて使用します。替えのインクが携帯しやすく、簡単にインクの交換ができます。

両用式

カートリッジの他に、コンバーターと呼ばれるインク容器を万年筆に取り付けることができます。コンバーターには好きな色のインクを詰めることができます。

両用式のインクはコンバーターが小さめなので、1度補充したインクを使い切るのにそこまで時間がかかりません。気になるインクを試したり、気分でインクを変えて使いたい人におすすめです。

吸入式

万年筆本体にインクを入れられる吸入器が内蔵されています。コンバーターより多くのインクが入るため、持ち歩きなどこまめにインクを補充しない場合に重宝されます。

STEP2 書きたい線のイメージを決めよう

ペン先の素材は金?ステンレス?

万年筆と聞くと高い文房具というイメージを持つ方もいるかと思います。

値段に大きく関わるのがこのペン先の素材です。

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万年筆の値段は数千円〜数万円とピンキリ。ペン先の種類は予算とも相談しよう。

ペン先にはステンレスでできたものと金でできたものの2種類があります。

スチール
筆圧の変化がつけやすい均一な線が引きやすい
使い手のクセに合わせて先端の形状が変わる丈夫
高価なものが多い安価なものが多い

線の太さを決めよう

この太さの表記はどの万年筆でも統一されていますが、基準となる太さは各メーカーが独自に定めています。(同じ太さでも日本製の万年筆は、外国の万年筆に比べて細い傾向があるそうです。)

STEP3 店頭で実物を試そう

万年筆を選ぶには実際に書いて試す方法が一番!

インターネットでも万年筆を買うことはできますが、はじめての万年筆選びでは断然店頭で試し書きをさせてもらってからの購入がオススメです。

線の太さだけでなく、持ち心地や濃さなど種類ごとに個性があるため、インターネットの情報だけよりも理想を追求して選ぶことができます。

店頭で実物を確認するメリット

  • 実際の線の太さや濃さ、持ち心地、書き味を確認できる
  • 数種類の万年筆を比較できる
  • 詳しい店員さんがいれば、万年筆選びのアドバイスがもらえる
  • 万年筆に関するお話が店員さんから聞けるかも!

店員さんに聞いてみよう!

試し書きは、ショーケースに万年筆が並んでいるお店が狙い目!

万年筆がショーケースに入って並んでいる文具屋さんでは、店頭に売っている万年筆を実際に試し書きさせてくれるお店が多いです。

気になる万年筆を見つけたら、店員さんに「万年筆の試し書きってできますか?」と聞いてみましょう。

文房具専門店にいる店員さんは、文房具が好きだったり詳しいことが多いです。

詳しい店員さんにあたれば、万年筆に関するお話も聞けたりしますので、是非声をかけてみましょう!

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文具のプロにアドバイスを貰って、理想の万年筆を見つけ出そう!

【最終チェック】購入前にインターネットの商品もチェックすべし

店頭にはすべての色、太さの万年筆が揃っているというわけではありません。

どの万年筆にするか、ある程度の目星がついたら一度インターネットでその万年筆を調べてみましょう。

チェックするポイント

  • カラーバリエーションの展開
  • 線の太さの種類
  • 同一ブランドのデザインの比較
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ダメ押しでチェックしておくと、買った後の「こっちの色のほうが買ったやつより可愛かった…」みたいな後悔を防げるよ!

私がオススメする万年筆はこれ!

Kaweco(カヴェコ)シリーズ

  • インクは両用式。オススメはコンバーター。
  • リーズナブルなのに高い満足感。
  • 線が太めでインクの発色が少し淡い。インクの色の揺らぎがよく見える。
  • 収納時は本体の長さが短め。キャップをはめて持つことで丁度良い持ちやすさになる。
  • 本体のカラーが豊富でかわいい色も多い。
  • 別売りのクリップを選んで取り付けられる。(すこし外れやすい)

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私が初めて購入した万年筆です。Mサイズの中字を使ってます。万年筆特有のインク溜まりを楽しみたい方に断然オススメ!

TWISBI(ツイスビー)

  • インクは吸入式。大容量で2ccもインクが入る。
  • デザインが洗練されていてかっこいい。
  • ペン先はスチール。インクの発色は濃いめ。太さはカヴェコより全体的に細い。
  • 透明軸でインクの色や残量が見える。
  • 分解して丸洗いできる。(分解用のレンチが付属している)ため、ラメ入りインクも使える。
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インクがいっぱい入るので携帯に最適!普段はこのTWISBIの細目を固定のインクで持ち歩いて、カヴェコで様々なインクを試して楽しんでます!

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画家を目指して勉強中
2023年1月からブログを開設。

普段は福祉現場でこども達にアートを教えています。
他にも副業でアートに関する様々な仕事をしつつ、作品の制作・研究・発表をしています。

好きな制作は
水彩画/アクリル画/油絵/ガラス工芸/木工/etc...

制作に関心がある方の「気になる」「やってみたい」「もっと知りたい」の手助けになるような情報の発信を目指します!
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