水彩・アクリル絵の具で風景スケッチ【スケッチ日記⑤】
記事の内容
- 水彩スケッチの持ち物・様子
- アクリルスケッチの持ち物・様子
- 実際に参加したツアーの様子
昨年も参加した写生ツアーに今年も参加してきました!
今年はアクリル絵の具を使ったスケッチにも挑戦してみます。
今回のスケッチの目標
目標
- スケッチ完成を目指して適切な時間配分をする
- 少ない下書きスケッチ
- アクリル絵の具でのスケッチに挑戦する
前回のツアーでバスに荷物を預けたりできることを知ったので、今回は大荷物!
【メイン】水彩スケッチ用の画材持ち物
【サブ】アクリルスケッチ用の画材持ち物
今回はアクリル画に挑戦しようと思い、アクリル画材も一式持っていきました。
今回も去年に引き続き、妙高山と黒姫山を描くために長野県へ行きました。
黒姫童話館を見学し、黒姫山、妙高山、御鹿池のスケッチスポットをツアー主催者より教わりました。
今年は昨年と同じ場所でリベンジ!昨年は11:00過ぎから描き始めたので、今回は昨年よりも描く時間が短め。
場所を決めた後はこんな感じで設営をしました。
昨年は小さい紙におおよその構図を決めてからF6サイズのブロック紙に描きましたが、今回はいきなり本番の紙に構図を決めて描いていきました。
前回は初めてのスケッチで下書きに50分かかったけど、今回は4B鉛筆に絞って下書きを時短!慣れてきて構図も一発で決まった!
今回はアルシュの水彩ブロック紙のF6号サイズを使用しました。
水の吸収が早いため、早く乾いて時短でスケッチできるのではと思って選びました。
先に空の色と、花や木々を描くための下地の色を塗りました。
空を塗った色が乾かなくては山が塗れないので、下塗りをしてからお昼休憩すると効率よく描けました。
塗り30分地点
一緒にツアーに参加された方から「奥の山(妙高山)は実際に見えるより濃く描くと良いよ」とアドバイスをもらったので実践してみました。
ギャラリーで使った画材など確認できます!
動線を下さがりにしない
数値の下がった折れ線グラフのように、描いた線が右肩下がりになると、絵も元気がない印象になります。
描いた山や丘が左上から右下に下がる線ばかりにならないよう気をつけました。
スイセンは遠近をつけ過ぎない
絵の具を掠れさせて雪を描く
実は去年のツアーでも来てたけど、1時間もなくて全然描けなかった…
黒姫童話館を後にし、新潟県妙高市のいもり池に移動をしました。
通行する方の邪魔にならないよう通路をしっかり確保した上で設営をしていきます。
今回の写生時間はたったの50分。アクリルで描くので下書きは3分でざっくり描きました。
事前に地塗りをしていたキャンパスボードに4B鉛筆で下書きをします。
3原色+白でざくざく塗っていきます。
パレットの絵の具はすぐ他の色と混ざるから2箇所以上出しておく作戦が◎でした。
2色ずつ絵の具を置く
基本的には水なしで色を置く予定でしたが、実際の着彩中は外気温が熱くてすぐに絵の具が乾くため、乾燥防止で水を出して置きました。
乾いた絵の具は使えなくなるけど、その分パレットは絵の具が乾燥した箇所を再利用して次の混色ができます。
スケッチ中のパレット
筆を洗う時は
- ティッシュで大まかな絵の具を拭き取る
- 持参したペットボトルの水で筆をすすぐ
- きれいなティッシュで水分を取り除く
の手順で洗いました。
アクリル絵の具は乾くと固まって筆が使えなくなってしまうため、一旦ペットボトルの容器に突っ込んでしまい、帰宅後にきちんと洗う作戦で片付けを時短しました。
パレットは使い捨てのため、1番上の紙をめくって袋に入れたら片付け完了です。
はじめてのアクリル画スケッチの感想
透明水彩を使ったスケッチは、鉛筆の跡が着彩後も残るため、キレイに描くよう心がけていました。
一方アクリル絵の具を使ったスケッチは、下書きがほとんどアクリル絵の具で上書きされて消えるため、線をキレイにする必要もなく、多少位置が違っていても後から修正がきくので非常に魅力的でした。
アクリル画スケッチは筆の後始末の考慮が必要
アクリル絵の具を使ってスケッチをする場合、筆はスケッチ後すぐに洗うか、乾燥しない状態で撤収する必要があります。
今回は600mlのペットボトルに収まる筆を厳選してスケッチに持っていきました!
500mlでは高さが足りなかったり、大きい筆だとペットボトルの口径に収まらなかったり…
事前に検討してから道具を持っていけば安心してスケッチができそうです。
今後もスケッチに行った際は日記を更新予定です。
いろんなスケッチをやってみて、最終的にはおすすめスケッチ方法をまとめます!