つぐうみ
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画家を目指して勉強中
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2023年1月からブログを開設。

普段は福祉現場でこども達にアートを教えています。
他にも副業でアートに関する様々な仕事をしつつ、作品の制作・研究・発表をしています。

好きな制作は
水彩画/アクリル画/油絵/ガラス工芸/木工/etc...

制作に関心がある方の「気になる」「やってみたい」「もっと知りたい」の手助けになるような情報の発信を目指します!
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アクリル画

おすすめ新作!DAISOアクリル絵の具徹底レビュー

つぐうみ

DAISOに行ったら絵の具コーナーがリニューアルしており、アクリル絵の具水彩絵具油絵の具が新しくなって販売されていました。

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新しい絵の具がいっぱい!

今回はその中でも、アクリル絵の具を実際に購入して使ってみました。

圧倒的コスパな大容量30ml

1色あたり一律30mlと大容量で購入ができます。

メジャーな絵の具メーカーのアクリル絵の具は、リーズナブルなものでも20mlチューブで250円はしますので、コスパが良い絵の具です。

12色展開の豊富な単色

単色は全部で12色。豊富で発色も彩度高めできれいでした。

実際の使用感は後ほどご紹介します。

画像はピンク買い忘れ…

ラメ、グリッター系が魅力的

大きな特徴の1つにラメ・グリッター系絵の具の豊富さがあります。

個人的には、今回リニューアルしたDAISOアクリル絵の具最大の魅力なのではと思っています。

仕上げや差し色に塗るだけで、単色では描けない一層魅力的な絵が描けます!

少し柔らかめで伸びが良い

絵の具はやや柔らかいため、かすれにくく色伸びが良いです。

硬さの目安はこんなかんじでした。

 

ターナーイベントカラー

DAISOアクリル絵の具

リキテックス ベーシックス

ターナー アクリルガッシュ 

実際に使ってみた

留意点
  • 実際の色と画像の色は異なる場合があります
  • 画像はすべて1度塗りの状態で使用しています

色見本

アクリル絵の具はガッシュ(不透明)ではなく、色ごとにまちまちな透明度でした。茶色・黒は不透明度高めでした。

実際に塗って発見!絵の具の特徴

  • 単色は色ごとに半透明〜不透明
  • グリッター系のメディウムは透明(赤青ほんのり色付き、黄色はほぼ色なし)
  • グリッター系のメディウムは乾くと光沢なし(悪目立ちせず使いやすい!)
  • ひび割れが少ない!
  • 乾いていても剥がれやすく、パレットを洗うのがラクだった。
つぐうみ
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色ごとの特徴を以下にまとめてみました!

色は半透明〜不透明

完全な不透明色ではなく、重ねて描くと下の色が透けました。

厚塗りに強そうだったため、不透明に使いたい場合は重ね塗りをして使用すると良さそうです。

厚塗りに強め

チューブから絞ったままの厚さ約2mmの絵の具をそのまま乾かしてみたところ、白に僅かな亀裂が入ったことを除き、ほぼひび割れがありませんでした。

乾燥後は粉っぽくない印象でした。

黄色・黄緑・紫系が弱め

画像よりもややくすみます

黄緑を混色で作る場合は、ダークグリーンよりも緑で混色した方が良さそうです。

黄色が少しオレンジっぽいので、緑を混色しても若干にごります。

赤&青の混色では色がにごりました。紫を作りたい場合はピンク&青の混色が良さそうですが、藤色になります。鮮やかな紫は作りにくそうです。

つぐうみ
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実際に絵を描いてみました。

上部に使っているのが赤+青の色です。少しくすんだ紺色のような紫も、鮮やかではないだけで深みのある色として使えばとても活躍します!

混色実験

グリッター同士の混色

透明なメディウム部分は混色できますが、絵の具ごとに使われているラメの色が異なるため、混色をすると2種類のラメが混在します。

2種類の金色でラメとグリッターの違い比較

通常時

光をあてた場合

グリッターの方が粒子が大きく、透明のメディウム部分は艶なしになるためほとんど光を反射しませんでした。

メタリックゴールドの方は塗った範囲が全体的にキラキラになります。

金色の種類がほぼ同じ色味なため、併用しやすそうです。

混色によってどちらがの光沢が損なわれることはありませんでした。

どちらも薄くなりやすい&ムラができやすいため、重ね塗りをして使うと良さそうです。

注意点

グリッターの上から重ねるときは、完全に乾いた状態で優しく塗り重ねるとラメが剥げにくいです。

ブルー系の色調

水色っぽい色は「ライトブルー」です。水色よりもやや青みがかっています。

青を薄めた色との違いはこの通りでした。

水で薄めて描く

水彩のように色を立たせる(水彩境界をつくる)ことはできます。

アクリル絵の具なので、にじませると膜が剥がれたような、粉っぽい色の広がり方をしました。

【実践】使用上のポイントまとめ

グリッターは仕上げに乾いた上から塗るのがキレイ

完全に乾いていない状態でグリッター系絵の具を使うと、写真のようにグリッター絵の具の緩めのメディウムが他の絵の具を溶かしてしまいました。

乾いた状態で塗るのが一番キレイ!

グリッター絵の具の上から色を重ねたり、ラメ部分をこするとラメが剥がれやすかったため注意が必要そうです。

【まとめ】お値段以上の使い勝手に大満足

いかがだったでしょうか。個人的には「110円でこのクオリティはさすがDAISO!」な感じの絵の具だったのでとてもおすすめです。

ただし、以下のようなイマイチポイントもあったため、使用用途によっては向いていないかもしれません。

おすすめポイントイマイチポイント
コスパ良しの大容量黄色・黄緑・紫が混色しづらい
ラメ・グリッター絵の具が魅力的薄塗りになりがち
ひび割れに強い乾くとほんの少し白っぽい
洗いやすくパレットの片付けがラク

ムラなく塗りたい場合や、黄色・黄緑・紫系を大切にしたい場合は、他の絵の具を使用、もしくは部分的に併用を検討すると良さそうです。

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併用の場合はリキテックスベーシックスが、光沢感や使用感が近かったのでおすすめ!

ぜひ購入時の参考にしてください。

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普段は福祉現場でこども達にアートを教えています。
他にも副業でアートに関する様々な仕事をしつつ、作品の制作・研究・発表をしています。

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水彩画/アクリル画/油絵/ガラス工芸/木工/etc...

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